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アトピー

私たちを悩ませる。敏感肌に伴う諸症状

一般に敏感肌とは、ちょっとした刺激に対しても肌トラブルが起きてしまう状態を言います。
敏感肌の肌組織は、セラミドという細胞間脂質が不足しており、このため肌内部に水分を貯めておけない状態になっています。
セラミドが不足し水分を保持できていないということは、皮膚自体のバリア機能が低下していることを指し、刺激に対して非常にもろくなっているのです。
これが乾燥肌を引き起こします。

乾燥肌になっているところにアレルゲンが入り込めば、アレルギーを起こしやすくなりますし、紫外線などに対しても異常反応を起こすようになります。
さらには、他の人では問題のない化粧品に対しても、腫れや痒みなどの症状を訴えることもあります。

アトピー性皮膚炎の場合は、もっと遺伝的要素が強くなりますが、これらの人達はもともと皮脂が不足気味であるなどして、慢性的に水分が不足している状態だと考えられます。
当然ながら肌のバリア機能も慢性的に低下しているため、敏感肌やアレルギー肌になりやすいと言えるのです。

このように、肌の水分不足は、様々な症状が起こる原因となるのです。

一体どうしてアトピーは起こるの?

どうしてアトピー性皮膚炎が起こるのでしょうか。

もともとアトピーという言葉は、ギリシア語のatoposから来ており、その意味は「不特定な場所」というものです。
医学的にアトピーと言えば、一般にアトピー性皮膚炎を指しています。

アトピーを持つ人は、遺伝的に細胞間脂質であるセラミドが不足していると言われています。
本来であれば、細胞同士が水分を蓄えて繋がり合うことで角質層を形成するのですが、アトピーの人はセラミドが不足していることから角質層が薄くなりがちであり、結果として外部からの刺激にも過剰に反応してしまうことになります。
その過剰反応が、腫れであったり、痒みであったりするわけです。

そういった先天的な要因の他には、生活環境からくる後天的要因が考えられています。
食べ物やハウスダスト、皮膚の常在菌などがアレルゲンとなり、突如アレルギー反応を起こすパターンがそうです。

大人のアトピーは乾燥性であるため、肌は常に乾燥に起因する皮膚炎を起こしやすい状態にあります。

地道にケアを~アトピー肌への対処法

今のところ、アトピーを劇的に改善または治癒する方法は見つかっていません。

しかし、今あるアトピー症状を少しでも緩和し、肌への負担を軽減するための努力は怠らないようにしましょう。

基本的にアトピーでは、セラミドが不足しているという特徴を持っているため、対症療法としては、保湿剤によって水分を閉じ込める方法が挙げられます。
肌に十分な水分を与え、油分でフタをすることによって、肌の健康状態を保とうというものですが、これも地道にケアを続けることで、敏感肌もアトピーも改善されるという報告もあるようです。

あとはやはり、日常生活における不摂生をなくすことではないでしょうか。
アトピーが現代病の一種だとも考えられているのは、私たちの食生活や生活パターンが乱れてきていることに一因がある、とも言えるのです。

規則正しい生活、そして丹念なスキンケア、これが、敏感肌・アトピー肌への対処法であり、同時にアトピーにならないための方法でもあるのです。

 
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