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ある特定の物質に対して身体が過剰な反応を起こすことがあります。
これを、アレルギー反応と呼びます。
アレルギーの原因となる物質のことをアレルゲンと言いますが、埃やダニから特定の食べ物に至るまで、幅広いアレルゲンが確認されています。
乾燥肌の人の場合、セラミドが不足していることから肌のバリア機能が低下してしまい、アレルゲンが内部に侵入しやすい環境を作ってしまいます。
そこから炎症を起こしてアレルギーに発展する、ということが考えられます。
ちょっとした刺激に対しても免疫機能が過剰に働いてしまうのです。
乾燥肌をきっかけとして、敏感肌に進展してしまうケースです。
肌に関して言えば、アトピー性皮膚炎もアレルギー症状の一種で、皮膚の防御反応として炎症が起こります。
この他、埃アレルギーでは盛んにくしゃみが出たり、金属アレルギーではピアスに対して炎症を起こしたりします。
また、食物アレルギーでは、特定の食品を食べた時にじんましんが出たり、ひどい場合はアナフィラキシー(ショック症状)を起こすなど、決して軽視することができない辛さがあるのです。
アトピー性皮膚炎では、ひじや膝の内側に痒い湿疹が確認できます。
大人のアトピー性皮膚炎は肌が非常に乾燥しているのが特徴です。
湿疹は慢性的で、常に強い痒みに悩まされるため、社会生活を送る上での弊害になっていることも少なくありません。
前述のように、アトピー性皮膚炎もアレルギー性疾患の一つなのですが、この場合特にダニやハウスダストが主なアレルゲンとなっています。
アレルギー性の素因を持つアトピー性皮膚炎は、全体の8割を占めます。
残りの2割は、乾燥肌を原因とするアトピー性皮膚炎です。
セラミドが肌に不足していることで、十分な水分を肌内部に貯めておくことができないばかりか、肌のバリア機能も低下しており、異物が侵入しやすい環境になりやすいのです。
この状態では肌は非常に敏感になっており、ちょっとした刺激に対しても過敏な反応を見せます。
例えば異物が侵入すると、身体の免疫機能は過剰に反応し、アトピー症状となって肌に現れるのです。
間接的な関わりではありますが、アレルギーと敏感肌の間には、切っても切れない繋がりが確かに存在するのです。